腸内フローラを脅かすデブ菌とは?!腸内細菌バランスに太る仕組みが隠されていた!

 

f:id:tyoukatunyuusann:20150629134538j:plain

もうすぐ薄着の季節、夏がやってきますね。

 

この時期はダイエットに励む方も多いのではないでしょうか。

 

でも、いくら運動しても、いくら食事制限しても何故か痩せない。。。

 

そう悩んでいる方は、実は痩せない原因はあなたの腸内細菌が原因かもしれませんよ。

 

 

不要な物まで取り込んでしまうデブ菌の正体とは?!

腸内にはさまざまな種類の菌が花畑のように広がっているという腸内フローラのお話は以前しました。(話題の腸活!「乳酸菌革命」で腸内フローラを整えよう!の記事をご覧ください。)

 

そんな腸内細菌の中にファーミキューテスという消化されたものを体内に溜め込んでおこうとする悪玉菌の存在が明らかになりました。

 

 

腸内ではこれら悪玉菌と善玉菌が4対6程度の割合で保たれているのが理想なのですが、さまざまな要因により悪玉菌(デブ菌)が優勢になってしまうと、太りやすくなってしまうそうです。

 

 

 

 

 

デブ菌が優勢になる生活環境とは?!

悪玉菌が増える原因については便秘の種類を考える!急性便秘とは?概要と対処法。 にてご紹介していますのでここでは割愛させていただきます。

 

 

 デブ菌を含む悪玉菌が増える一番の理由は、それらの餌となる動物性タンパク質の過剰摂取にあります。

 

 

焼肉の次の日のおならや便が激臭だったりするのはこのような理由からなんです。

 

 

これに加え、ずっと食べ続けるという行為がさらにデブ菌を元気にしてしまうとの研究結果もあります。

 

 

お菓子などのダラダラ食べが肥満の原因になるのは、単にカロリーオーバーというだけでなく腸内の細菌が悪さをしている故なのかもしれませんね。

 

 

 

デブ菌を増やさない方法

デブ菌を増やさないためには、まず腸内の善玉菌を増やすようにするのが一番です。

 

腸内細菌は毎日排便により体外へ出されてしまうので、毎日善玉菌を積極的に摂取することで腸内バランスを整えてあげる必要があります。

 

また、善玉菌の活動を活発にするオリゴ糖(善玉菌の餌になります)を意識してとることも大切です。

 

悪玉菌を増やす動物性タンパク質を控える代わりに、腸内の排出活動を促す食物繊維を含んだ食品を多くとるよう心がけましょう。

 

 

そして、なによりデブ菌対策に有効なのは、ダラダラ食べをやめること!

 

 

腸内細菌バランスは空腹時に正常に戻ろうとするようになっているそう。

 

 

つまり、夜の睡眠中は絶好の善玉菌増産タイムであって、この時になるべくお腹の中に食べ物が残っていないのが理想なのです。

 

 

よく巷で言われている「寝る3時間前には食事を終わらせておきましょう」というのは、ここにも理由があったのですね。

 

 

f:id:tyoukatunyuusann:20150629141711j:plain

そして、腸内の善玉菌を増やすのに最適な食べ物は納豆。

 

 

納豆菌は非常に環境の変化に強い菌で、胃酸にも負けずに大腸まで届きます。

 

 

そして、他の悪玉菌を殺し、他の善玉菌を増やす働きをすることもわかっています。

 

 

寝る3時間前に納豆ご飯を食べると、腸活に最適とも言えそうですね。